暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます

梅雨明け以来、凌ぎ易い日々が続いておりますが、皆々様には、ますます、ご清祥のことと拝察をいたします。

琵琶法師は、平家物語で謳い上げた。祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

7月23日に発生した高速鉄道脱線事故を契機に、悪しき隣人支那の崩壊は、最終章を迎えた。

国家統計局の数字を信じれば、GDPの27%が借金だ。2008年以来の景気刺激策で、借金のまま市場へ流れた資金は1兆65000億ドル。断トツの借金王は鉄道部である。

鉄道部は景気刺激策という国策に便乗して、全国にに高速鉄道網を建設し、今日までの借金は3070億ドル(邦貨換算で24兆円)、これは中国GDPの5%に相当する。数字はウォールストリートジャーナル、8月3日。日本経済新聞は、2兆907億元で、25兆円突破と、やや数字が異なるが、邦貨換算のレートが違うだけ。

似非新幹線の建設は、鉄道部の負債を過去五年で4倍にした。

2010年単年度だけで、鉄道部の借金は1050億人民元/邦貨1兆3600億円、2011年上半期だけで、鉄道部の借金は1155億人民元/邦貨1兆5000億円。そして、年内に必要とされる新借金が1400億人民元以上(邦貨1兆8200億円)。

国有銀行からの借り入れで成立してきた鉄道経営は、既に限界だ。鉄道部は、此れらの借金を『鉄道債』で乗り切る算段をしてきたが、事故直後からの世論の激高、幹部の腐敗をより財政的破綻は完全に射程距離内に。まさに、歴史は、繰り返す。

どうぞ、くれぐれも、ご自愛下さい。益々のご健勝と益々ご活躍を心よりお祈り申し上げます。皆々様に、よろしく。

皇紀2671年8月、盛夏

追伸、最近の研究で、我が國は、弥生時代よりも更に古い縄文時代に國家成立の精華が花開いていたことが解明されつつある。地球史的に見ても、人類端緒の文明を樹立した栄えある國といえる。数千年に渡り、連綿と紡ぎ育んできた文明力は未来永劫尽きることはなく、いやまして光彩を放つことだろう。

◇参考資料◇

我が國の三つの国難

1、カミヨでのハタレの騒乱、8代アマテルカミの時代

2、漢字国字化の始まる頃の混乱

3、大東亜戦争後の混乱

貞観地震(869年)の発生の5年前に、富士山の大噴火が(864年)が起きている。大化の改新(645年)で、耕す土地のない人にも、移住先を用意して殖産を図る筈が、富士山の貞観噴火と貞観地震で、国史の編纂もままならぬ状態に。

眞の政治は、山を荒さず、川を汚さず、街を壊さず、人を殺さず、誤れし思潮が社会に引き起こす、不信・混迷・停滞・争乱

過去の世に契りを交わせし同胞よ、今ぞはほらの地に涌出しなむ、今世にてすめらみいくさで戦うは、遠遠劫の縁なるかな、使命路に舞いて踊りし同志たちよ、来る世も同じ道征き又逢はむ